11月テストマッチ結果
- 2016/12/12
- 18:30
結局、11月の主要な(ワールドカップ出場経験国がらみの)テストマッチはこういう結果で終わりました。※が予定の投稿で抜けていたのを書き加えたもの。これでワールドカップ出場を経験した国の結果は網羅しているはずですが、抜けていたらごめんなさい。後ろの数字は観客数です。
11月4日 日本 20-54 アルゼンチン(秩父宮)18,397人
11月5日 アメリカ 7-54 マオリオールブラックス(シカゴ)12,000人
11月5日 ウェールズ 8-32 オーストラリア(カーディフ)55,776人
11月5日 バーバリアンズ 31-31 南アフリカ(ウェンブレー)46,646人
11月5日 アイルランド 40-29 ニュージーランド(シカゴ)62,300人
11月11日 バーバリアンズ 40-7 フィジー(ベルファスト)13,000人
11月11日 マンスター 27-14 マオリオールブラックス(リメリック=アイルランド)15,600人
11月12日 ※ポルトガル 21-16 ベルギー(セツバル)-
11月12日 ジョージア 22-28 日本(トビリシ)22,000人
11月12日 イタリア 10-68 ニュージーランド(ローマ)60,693人
11月12日 イングランド 37-21 南アフリカ(ツイッケナム)80,000人
11月12日 スコットランド 22-23 オーストラリア(エジンバラ)65,395人
11月12日 スペイン 13-25 トンガ(マドリッド)12,500人
11月12日 ルーマニア 23-10 アメリカ(ブカレスト)5,000人
11月12日 フランス 52-8 サモア(トウルーズ)33,000人
11月12日 ドイツ 24-21 ウルグアイ(フランクフルト)3,500人
11月12日 ウェールズ 24-20 アルゼンチン(カーディフ)50,175人
11月12日 アイルランド 52-21 カナダ(ダブリン)43,000人
11月16日 ※ハリクインズ 10-26 マオリオールブラックス(ツイッケナムストゥープ)12,100人
11月19日 ジョージア 20-16 サモア(トビリシ)22,000人
11月19日 イタリア 20-16 南アフリカ(フロレンス)21,700人
11月19日 イングランド 58-15 フィジー(ツイッケナム)81,409人
11月19日 ウェールズ 33-30 日本(カーディフ)73,969人
11月19日 ルーマニア 21-16 カナダ(ブカレスト)4,900人
11月19日 スコットランド 19-16 アルゼンチン(エジンバラ)50,481人
11月19日 アイルランド 9-21 ニュージーランド(ダブリン)51,000人
11月19日 フランス 23-25 オーストラリア(サンドニ)80,000人
11月19日 スペイン 33-16 ウルグアイ(マラガ)10,000人
11月19日 トンガ 20-17 アメリカ(サンセバスチャン=スペイン)12,000人
11月24日 フレンチバーバリアンズ 19-11 オーストラリア(ボルドー)30,028人
11月25日 サモア 25-23 カナダ(グルノーブル=フランス)12,000人
11月26日 イタリア 17-19 トンガ(パドヴァ)18,125人
11月26日 イングランド 27-14 アルゼンチン(ツイッケナム)81,586人
11月26日 スコットランド 43-16 ジョージア(エジンバラ)15,401人
11月26日 ルーマニア 36-10 ウルグアイ(ブカレスト)5,000人
11月26日 アイルランド 27-24 オーストラリア(ダブリン)51,000人
11月26日 ウェールズ 27-13 南アフリカ(カーディフ)55,122人
11月26日 フランス 19-24 ニュージーランド(サンドニ)80,000人
11月26日 フィジー 38-25 日本(ヴァンヌ=フランス)7,500人
12月1日 ※ポルトガル 21-17 ブラジル(コインブラ)2,000人
12月3日 イングランド 37-21 オーストラリア(ツイッケナム)81,787人
日本代表は1勝3敗に終わりましたが、これは出だしのアルゼンチン戦の内容からすれば大善戦。あとはフィジーのようなチームにどう勝つか、なんでしょうね。例えウェールズ戦が引き分け、あるいは日本の勝利に終わっていたとしても、あの試合は試合前から全然勝てる気はしませんでしたからね。

南北対決に焦点を絞ると北の勝ちという結果で、イングランドはSANZAAR相手に絞っても6連勝。もちろん、オールブラックスと対戦しなかったことも大きかったんですけどね。

そのうちワラビーズから4勝は、エディさんが敵の弱みを知り尽くしているということなんですかね。
アイルランドもオールブラックス戦の金星に続いて、最終戦でもワラビーズに勝利。

以前にも書いたように、同一年度に南半球の3強を破ったのは2003年のイングランド以来の快挙です。
初戦でワラビーズに大敗、日本にも辛勝だったウェールズも、最後はスプリングボクスを破り、ワラビーズ、オールブラックスに連敗したフランスも、オールブラックス戦ではあのバレット選手のインターセプトがなければ、

とかタラレバをいえるぐらいにスコア上では善戦。大甘で解釈すれば、復調のきっかけぐらいはつかんだといえないこともない戦いでした。
ただ、こういう北半球勢の頑張りも、オールブラックスを筆頭とするSANZAAR勢がチームの再編にとりかかっているワールドカップの翌年という要素が大きかったわけで、前々回(2011年)ワールドカップ直後の2012年にも、オールブラックスがイングランドに完敗したり(21-38)したり、ワラビーズがフランスに大敗(6-33)したりの異変がありました。

あるいは6月のテストではスコットランドがワラビーズをアウェーで破ったりもしています。
そこからスタートした南半球勢が、その後3年間のSuper Rugby、代表を通じた一貫強化で北半球勢に差をつけたというのが2015年ワールドカップだったわけです。
11月4日 日本 20-54 アルゼンチン(秩父宮)18,397人
11月5日 アメリカ 7-54 マオリオールブラックス(シカゴ)12,000人
11月5日 ウェールズ 8-32 オーストラリア(カーディフ)55,776人
11月5日 バーバリアンズ 31-31 南アフリカ(ウェンブレー)46,646人
11月5日 アイルランド 40-29 ニュージーランド(シカゴ)62,300人
11月11日 バーバリアンズ 40-7 フィジー(ベルファスト)13,000人
11月11日 マンスター 27-14 マオリオールブラックス(リメリック=アイルランド)15,600人
11月12日 ※ポルトガル 21-16 ベルギー(セツバル)-
11月12日 ジョージア 22-28 日本(トビリシ)22,000人
11月12日 イタリア 10-68 ニュージーランド(ローマ)60,693人
11月12日 イングランド 37-21 南アフリカ(ツイッケナム)80,000人
11月12日 スコットランド 22-23 オーストラリア(エジンバラ)65,395人
11月12日 スペイン 13-25 トンガ(マドリッド)12,500人
11月12日 ルーマニア 23-10 アメリカ(ブカレスト)5,000人
11月12日 フランス 52-8 サモア(トウルーズ)33,000人
11月12日 ドイツ 24-21 ウルグアイ(フランクフルト)3,500人
11月12日 ウェールズ 24-20 アルゼンチン(カーディフ)50,175人
11月12日 アイルランド 52-21 カナダ(ダブリン)43,000人
11月16日 ※ハリクインズ 10-26 マオリオールブラックス(ツイッケナムストゥープ)12,100人
11月19日 ジョージア 20-16 サモア(トビリシ)22,000人
11月19日 イタリア 20-16 南アフリカ(フロレンス)21,700人
11月19日 イングランド 58-15 フィジー(ツイッケナム)81,409人
11月19日 ウェールズ 33-30 日本(カーディフ)73,969人
11月19日 ルーマニア 21-16 カナダ(ブカレスト)4,900人
11月19日 スコットランド 19-16 アルゼンチン(エジンバラ)50,481人
11月19日 アイルランド 9-21 ニュージーランド(ダブリン)51,000人
11月19日 フランス 23-25 オーストラリア(サンドニ)80,000人
11月19日 スペイン 33-16 ウルグアイ(マラガ)10,000人
11月19日 トンガ 20-17 アメリカ(サンセバスチャン=スペイン)12,000人
11月24日 フレンチバーバリアンズ 19-11 オーストラリア(ボルドー)30,028人
11月25日 サモア 25-23 カナダ(グルノーブル=フランス)12,000人
11月26日 イタリア 17-19 トンガ(パドヴァ)18,125人
11月26日 イングランド 27-14 アルゼンチン(ツイッケナム)81,586人
11月26日 スコットランド 43-16 ジョージア(エジンバラ)15,401人
11月26日 ルーマニア 36-10 ウルグアイ(ブカレスト)5,000人
11月26日 アイルランド 27-24 オーストラリア(ダブリン)51,000人
11月26日 ウェールズ 27-13 南アフリカ(カーディフ)55,122人
11月26日 フランス 19-24 ニュージーランド(サンドニ)80,000人
11月26日 フィジー 38-25 日本(ヴァンヌ=フランス)7,500人
12月1日 ※ポルトガル 21-17 ブラジル(コインブラ)2,000人
12月3日 イングランド 37-21 オーストラリア(ツイッケナム)81,787人
日本代表は1勝3敗に終わりましたが、これは出だしのアルゼンチン戦の内容からすれば大善戦。あとはフィジーのようなチームにどう勝つか、なんでしょうね。例えウェールズ戦が引き分け、あるいは日本の勝利に終わっていたとしても、あの試合は試合前から全然勝てる気はしませんでしたからね。

南北対決に焦点を絞ると北の勝ちという結果で、イングランドはSANZAAR相手に絞っても6連勝。もちろん、オールブラックスと対戦しなかったことも大きかったんですけどね。

そのうちワラビーズから4勝は、エディさんが敵の弱みを知り尽くしているということなんですかね。
アイルランドもオールブラックス戦の金星に続いて、最終戦でもワラビーズに勝利。

以前にも書いたように、同一年度に南半球の3強を破ったのは2003年のイングランド以来の快挙です。
初戦でワラビーズに大敗、日本にも辛勝だったウェールズも、最後はスプリングボクスを破り、ワラビーズ、オールブラックスに連敗したフランスも、オールブラックス戦ではあのバレット選手のインターセプトがなければ、

とかタラレバをいえるぐらいにスコア上では善戦。大甘で解釈すれば、復調のきっかけぐらいはつかんだといえないこともない戦いでした。
ただ、こういう北半球勢の頑張りも、オールブラックスを筆頭とするSANZAAR勢がチームの再編にとりかかっているワールドカップの翌年という要素が大きかったわけで、前々回(2011年)ワールドカップ直後の2012年にも、オールブラックスがイングランドに完敗したり(21-38)したり、ワラビーズがフランスに大敗(6-33)したりの異変がありました。

あるいは6月のテストではスコットランドがワラビーズをアウェーで破ったりもしています。
そこからスタートした南半球勢が、その後3年間のSuper Rugby、代表を通じた一貫強化で北半球勢に差をつけたというのが2015年ワールドカップだったわけです。
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