オセアニア1は死闘の末にフィジー
- 2017/07/09
- 18:30
先週トンガがサモアを破ったことで、下のような状況で残り2試合となったオセアニア予選。
1位 フィジー 8ポイント 2勝0敗 得失点差+15
2位 サモア 4ポイント 1勝2敗 +6
3位 トンガ 4ポイント 1勝2敗 -21
その3位トンガと首位フィジーの対戦が昨日、トンガのヌクアロファで行われました。
決戦を前に7月4日にトンガ入りしたフィジーの選手たちですが、

メディアの注目はこの人に集まります。

フィジー代表のJohn McKee監督。「I'm not new in Tonga」というのは、彼がオーストラリア協会から派遣されて、2011年ワールドカップでトンガのアドバイザーを務めたことを指しているはずです。
そのときトンガはIsitolo Maka監督の体制で臨みましたが、そんなケースでは往々にしてアドバイザーの方が、実際の責任者だったりします。トンガは2011年大会でプール3位に入っていますが、フランスを19-14で破った勝利が、今でも光っています。

歓喜の瞬間、マッキー氏の顔も左端に見えていますね。

見出しの後ろ半分、「Tongans Get $5500 Each As Incentive To Beat SAMOA, FIJI」というのは、この試合を前に、トンガ政府がサモア、フィジーの試合の出場選手にひとり5千5百ドルを拠出することを決定したことを指しています。
ほとんどの選手が強豪国のプロリーグでプレーするトンガ代表ですから、5千5百ドルが果たしてニンジンになり得るかという疑問はあるものの、景気づけにはなるでしょう。
この両国の対戦ですから、試合は当然肉弾相打つ戦いになり、前半は3-3での折り返し。
後半に入ってトンガがSiegfried Fisiihoi選手のトライ(コンバージョン)で10-3とリードを奪いましたが、それも一瞬。フィジーの異能ロック、Leone Nakarawa選手のトライが来ました。

このコンバージョンは外れたものの、その後もボラボラ選手がペナルティゴールを2本決めて、14-10と逆転。
これは試合終盤、認められれば逆転トライという場面ですね。

トライを決めてレフェリーを見上げているのはSonatane Takulua選手。万歳をしているのはLatu Talakai選手ですかね。ラインを指差してノートライを主張しているのはナカラワ選手。結局このトライは認めらずれず、14-10のスコアのまま試合終了。こういう結果になりました。

もっとも逆転トライが決まっていても、4ポイントのアドバンテージを持つフィジーがボーナスポイントを獲得できるので、出場決定は変わらなかったはずですけどね。
この試合の動画を探しましたが、これしか見つかりません。
スタジアムのこの場所から撮影、ライブストリーミングで映像を流していたユーチューバーの動画で、試合開始から25分ぐらいまでしかありません。

その動画の最後が変な具合になっていますが、続きがこの写真。

左側が動画にクレジットを入れているPaula Moimoi Latuさんというユーチューバーで、右側はもちろん、彼をつまみ出したセキュリティスタッフ。途中でバッテリーを入れ替えたりして用意万端でしたから、これがなければフルマッチ動画がアップされて、ナカラワ選手のトライはともかく、Siegfried Fisiihoi選手のトライはバッチリだったはずですけどね(笑)。
彼はオセアニア各地のイベントの映像をライブストリームで流している、ニュージーランドやオーストラリアのトンガンコミュニティではよく知られた人物だそうですが、今後イベントで入場禁止とかにならないことを祈ります。
残るはアピアでのサモア-フィジー戦ですが、フィジーの出場がここで決まってしまったことで、オセアニア2は条件的にはサモアが断然有利になりましたね。
1位 フィジー 8ポイント 2勝0敗 得失点差+15
2位 サモア 4ポイント 1勝2敗 +6
3位 トンガ 4ポイント 1勝2敗 -21
その3位トンガと首位フィジーの対戦が昨日、トンガのヌクアロファで行われました。
決戦を前に7月4日にトンガ入りしたフィジーの選手たちですが、

メディアの注目はこの人に集まります。

フィジー代表のJohn McKee監督。「I'm not new in Tonga」というのは、彼がオーストラリア協会から派遣されて、2011年ワールドカップでトンガのアドバイザーを務めたことを指しているはずです。
そのときトンガはIsitolo Maka監督の体制で臨みましたが、そんなケースでは往々にしてアドバイザーの方が、実際の責任者だったりします。トンガは2011年大会でプール3位に入っていますが、フランスを19-14で破った勝利が、今でも光っています。

歓喜の瞬間、マッキー氏の顔も左端に見えていますね。

見出しの後ろ半分、「Tongans Get $5500 Each As Incentive To Beat SAMOA, FIJI」というのは、この試合を前に、トンガ政府がサモア、フィジーの試合の出場選手にひとり5千5百ドルを拠出することを決定したことを指しています。
ほとんどの選手が強豪国のプロリーグでプレーするトンガ代表ですから、5千5百ドルが果たしてニンジンになり得るかという疑問はあるものの、景気づけにはなるでしょう。
この両国の対戦ですから、試合は当然肉弾相打つ戦いになり、前半は3-3での折り返し。
後半に入ってトンガがSiegfried Fisiihoi選手のトライ(コンバージョン)で10-3とリードを奪いましたが、それも一瞬。フィジーの異能ロック、Leone Nakarawa選手のトライが来ました。

このコンバージョンは外れたものの、その後もボラボラ選手がペナルティゴールを2本決めて、14-10と逆転。
これは試合終盤、認められれば逆転トライという場面ですね。

トライを決めてレフェリーを見上げているのはSonatane Takulua選手。万歳をしているのはLatu Talakai選手ですかね。ラインを指差してノートライを主張しているのはナカラワ選手。結局このトライは認めらずれず、14-10のスコアのまま試合終了。こういう結果になりました。

もっとも逆転トライが決まっていても、4ポイントのアドバンテージを持つフィジーがボーナスポイントを獲得できるので、出場決定は変わらなかったはずですけどね。
この試合の動画を探しましたが、これしか見つかりません。
スタジアムのこの場所から撮影、ライブストリーミングで映像を流していたユーチューバーの動画で、試合開始から25分ぐらいまでしかありません。

その動画の最後が変な具合になっていますが、続きがこの写真。

左側が動画にクレジットを入れているPaula Moimoi Latuさんというユーチューバーで、右側はもちろん、彼をつまみ出したセキュリティスタッフ。途中でバッテリーを入れ替えたりして用意万端でしたから、これがなければフルマッチ動画がアップされて、ナカラワ選手のトライはともかく、Siegfried Fisiihoi選手のトライはバッチリだったはずですけどね(笑)。
彼はオセアニア各地のイベントの映像をライブストリームで流している、ニュージーランドやオーストラリアのトンガンコミュニティではよく知られた人物だそうですが、今後イベントで入場禁止とかにならないことを祈ります。
残るはアピアでのサモア-フィジー戦ですが、フィジーの出場がここで決まってしまったことで、オセアニア2は条件的にはサモアが断然有利になりましたね。
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- テーマ:ラグビー
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- カテゴリ:2019年に向けて
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