いやあ、今朝は早くから興奮しましたね。
現地音声は0-0の時点から、「Outstanding」、「Brilliant」、「Incredible」と日本代表に対する賛辞の連発でしたが、
それが2-1になり、
2-2になり…
運命の3点目が、選りに選って日本の大チャンスの直後、反撃不可能のタイミングに。BBCの見出しですが、あの展開からこういう結果になるというのは、確かにSo Farではあって、前監督がその差を埋めようとして、結果的に失敗した部分なんでしょうね。
私たちまでが脱力してしまいそうな口惜しい負け方で、選手のインタビューなんて要らないだろうと思いましたが、その選手たちにはお疲れさまという以外の言葉はありません。
さてラグビー。6月のテストマッチが終わったばかりですが、11月のテストマッチについても6ヶ国対抗、SANZARの4ヶ国を中心に、日程は埋まって来ています。
10月27日 ニュージーランド - オーストラリア(横浜)
11月3日
日本 - ニュージーランド(東京) ウェールズ - スコットランド(カーディフ)14時45分(日本時間23時45分)
アイルランド - イタリア(シカゴ)15時00分(日本時間4日5時)キックオフ
アメリカ - マオリオールブラックス(シカゴ)17時15分(4日7時15分)キックオフ
イングランド - 南アフリカ(ツイッケナム)
11月10日 スコットランド - フィジー(エジンバラ)14時30分(23時30分)
ウェールズ - オーストラリア(カーディフ)17時20分(11日2時20分)
アイルランド - アルゼンチン(ダブリン)18時30分(11日3時30分)
イングランド - ニュージーランド(ツイッケナム)
フランス - 南アフリカ(サンドニ)
イタリア - ジョージア(フィレンツェ)
11月17日 ウェールズ - トンガ(カーディフ)14時30分(23時30分)
スコットランド - 南アフリカ(エジンバラ)17時20分(18日2時20分)
アイルランド - ニュージーランド(ダブリン)19時(18日4時)Sold Out
イングランド - 日本(ツイッケナム) フランス - アルゼンチン(サンドニ)
イタリア オーストラリア(パドバ)
11月24日 スコットランド - アルゼンチン(エジンバラ)14時30分(23時30分)
ウェールズ - 南アフリカ(カーディフ)17時20分(25日2時20分)
アイルランド - アメリカ(ダブリン)18時30分(11日3時30分)
イングランド - オーストラリア(ツイッケナム)
フランス - フィジー(サンドニ)
イタリア - ニュージーランド(ローマ)
12月1日 バーバリアンズ - アルゼンチン(ツイッケナム)14時30分(23時30分)
キックオフ時間が発表済みの試合については順番に並べましたが、ティア1の試合日程はこれで決まりですかね。去年はこの後からフランス-オールブラックスのミッドウイークマッチ、利益分配試合がねじ込まれたりしましたが、この秋のオールブラックスは日本でお腹いっぱいになっているはずです。
日本は3日と17日にオールブラックスとイングランドのヘビー級と、恥ずかしい試合はできない条件で戦うことを考えると、10日は試合が組まれない可能性が大きいですが、24日にはどこかとの対戦が入るはず。その場合は力関係的にまたジョージアになるのか、それとも第3国でフィジー、サモア、アメリカあたりと対戦することになるのか。
そういうティア2国に加えて、ホスト側ではフレンチバーバリアンズ、遠征側ではマオリオールブラックスなども加わって、日程が調整されているところなんでしょう。
テストウインドウ(クラブが代表に選手をリリースしなければならない期間)は11月2~4週目で、今年の特徴はウインドウ外の1週目に多くの国がテストマッチを組んでいること。国内組しか選ばないイングランド、アイルランドはともかく、その他の国は1.5軍編成での対戦になりますが、ワールドカップを来年に控えて1試合でも多く、実戦経験を積みたいということなんでしょうね。
そのうちアイルランド-イタリアはシカゴのSoldier Fieldでの対戦。2年前にアイルランドがオールブラックスから歴史的な勝利(40-29)を挙げた舞台です。
海外組抜きのイタリアと対戦するのに縁起の良いスタジアムの力を借りる必要はありませんから、ここはシカゴ周辺のアイルランド系に加えて、イタリア系住民の観戦を当て込んで、オールブラックス戦の6万人までは行かなくても、良い商売になると見たんでしょう。シカゴといえばアルカポネですものね。
実はその試合はアメリカ協会の主催試合になり、女子アメリカ代表-女子ニュージーランド代表、アメリカ代表-マオリオールブラックスとのトリプルヘッダーになることが、協会から発表されています。
チケット料金の詳細は未発表ですが、最低価格は40ドルとちょっと高い設定になるようです。まあ、これは試合からいって丸1日楽しめるチケットということでしょうからね。
そのアメリカでの試合を除いて、キックオフ時間を記載している試合については、すでにチケットの発売も始まっています。ウェールズの試合は「
チケット料金だけはお先に世界一」にも紹介しましたが、こんな価格です。
アイルランドはカテゴリーが細分化されていますが、オールブラックス戦のカテゴリーAは110ユーロ。これは南北半球チャンピオンのマッチアップですから当然の高価格。
といっても、単位がユーロなので1万5千円に満たない金額。日本代表の一連のチケット価格に比べれば断然安い。それでいながら一番安い席は大人でも3千円台、こちらもオールブラックス@陸上競技場の8千円と比べれば大変な違い。
こういうのを見ると、協会は本気でラグビーを普及、人気を高める気があるのかなと思ってしまいます。
ただ、そのチケットはアイルラン協会の会員、サポーターズクラブ会員向けの先行発売の段階でソールドアウトになり、一方でViagogoやStubhubなどの転売サイトでは、一番悪い席でも400ユーロ以上の高値で、大量に売りに出されていることが、大きなニュースになっています。
適正価格で売りだすと、それはそれで大変ということですが、日本も2万円や3万円という市場価値からかけ離れた高額チケットを売り出すのは、そういう問題が起きてからにすれば良いのにと思いますけどね。
そうなると気になるのは11月17日に行われる、世界一の会員、サポータークラブ会員を擁するイングランドと日本代表の試合のチケット。イングランドのサポーターは以前ならティア2国との対戦には興味を示さなかったんですが、最近はフィジーやサモアが相手でもフルハウスが当たり前だから気になります。
イングランドと日本のマッチアップというと、日本側からは1971年や79年来日時の好勝負が話題になりますし、2003年だったかには、ワールドカップ前のセレクションを兼ねて来日した記憶があります。
記録によると過去8回対戦しているそうですが、イングランド側がテスト認定しているのは1987年ワールドカップで対戦した1試合(イングランド 60-7 日本)だけ。
2003年の来日なんかは練習試合扱いでしょうし、テストマッチとして戦うのは初めてということになっています。ツイッケナムで戦うのも、もちろん初めてという歴史的な試合です。
ということでヤキモキしているんですが、先日イングランド協会からチケットアラートが届きました。
スポンサーサイト