9月17日(1)これは大変、真っ青です@2011年
- 2019/04/22
- 18:30
今日はワールドカップ4試合目、久しぶりの生観戦。前大会の準々決勝で熱戦を繰り広げた南アフリカ-フィジー戦です。残り15分のところまで20-20の同点。その15分を使って恥も外聞もなく勝ちに行った、南アフリカの戦いが思い起こされます。ただ、その試合は夕方からですから、それまでは暇。ということでカフェで新聞を開きますが、今朝の新聞の主役はエディ(Eddie Jones)さんです。
エディさんは今夜イーデンパークで行われるプールCの大一番、オーストラリア-アイルランドを観戦するために東京から特攻ツアーでオークランド入りしていて、メディアに記事の材料を大盤振る舞いしたようです。
昨夜の日本の試合についてはBチームを出したJK(John Kirwan)采配を野心の欠如と一刀両断。オールブラックスとこういう場で試合ができるという絶好の機会をフイにしたと悔やんでいます。
優勝争いの大本命オールブラックスについては「まあ、良かったんじゃないの。相手(日本)はBチームだったけどね」
記事の後半には前サントリーのジョージ・グレーガン(George Gregan)さんの名前が頻繁に登場しますが、彼も同じタイミングでオークランド入りしていたんでしょうね。元ネタはこちらのようです。
一転して記事の主役は南アフリカ。ウェールズとの第1戦を見た彼の感想は、年齢(28、29歳)的に選手としてのピークでこの大会を迎えているべきデュプレア(Fourie du Preez)、ハバナ(Brian Habana)、バーガー(Schalk Burger)などの中心選手が、07年当時より明らかにパフォーマンスを落としているというもの。
彼が技術顧問として2007年のワールドカップ優勝の一翼を担った南アフリカの大会連覇はなくなったというご託宣です。
この記事の中で彼は、南アフリカから再び技術顧問就任の要請があったものの、サントリー監督としての契約を理由に断ったことを明かし、南アフリカ協会としてはラッシー(Rassie Erasumus)とのコンビでワールドカップに臨みたかったんだろうと推測しています。公開練習で感じた、本当はラッシー監督という印象は当たっていたことになります。
もちろん、肝心のオーストラリア代表ワラビーズについても喋っていないはずはありませんが、本人、メディアのどちらかが自主規制したんでしょうか、面白いニュースにはなっていませんね。
その後ホテルに戻って、ネットを使って明日の予定を再確認していたところ、大変なことが判明しました。
明日は飛行機でウェリントンからハミルトン(Hamilton)に移動して、これも好勝負必至のウェールズ-サモアを観戦の予定。ハミルトン空港からホテルに向かい、荷物を部屋に置いてからワイカトスタジアムに移動することになりますが、飛行機のウェリントン発が13時、ハミルトン空港着が14時15分、そして試合開始は15時30分、エ~ッ、ギリギリです。
念のためGoogle Mapで見てみると、空港からハミルトン市内までは直線距離で10キロちょっとですが、肝心の私たちの予約しているホテルが中心部に見当たらず、探してみると中心部から6、7キロ、空港からなら20キロ弱のところにあります。これまたエ゛~ッです。ここまでの旅は順調すぎるぐらい順調に来ていましたが、一気に大変な事態を迎えてしまいました。
試合開始時間も知らなかったの?ホテルの場所も調べてなかったの?という話ですが、土曜ということでイングランド(-ジョージア)、フランス(-カナダ)の試合も組まれているものの、一番の好勝負がウェールズ対準地元のサモア=大トリ=ナイターと思い込んでいました。
ホテルは予約した際にホテルが1軒と、モーテルや近郊の田舎町にありそうな名前の宿泊施設が10数軒ヒット。ホテル=都心、モーテル=郊外の思い込みから、よく調べもせずに1軒だけのホテル(という名前の宿泊施設)を予約したものです。
航空便の変更も考えましたが、その交渉は私たちの手に余りますし、変便が可能なチケットなのかどうかも、よく分かりません。それに、飛行機さえ時間通りに出発してくれれば、ギリギリながら間には合います。そしてここまで、ニュージーランドの交通機関は意外なほど時間に正確でした。もちろん、カオスになった開幕戦当日は別にしてですが。
開き直って明日の移動に備えてのパッキングの準備などをした後、18時からの試合に間に合うようにホテルを出発すると、ちょうど南アフリカ代表もホテルを出発の時間なのか、南アフリカオヤヂたちが大勢詰め掛け、選手が出て来るのを待ち受けています。
この横断幕にはFransと書いてありますからフランス、じゃなくてFrancois Steyn選手が活躍していたダーバンあたりからやって来たんでしょうか。
この日市内の広場では南アフリカ大使館や観光局肝いりの、南アフリカフェスティバルが開かれていて、そこから流れて来たのかも知れません。
こちらで横断幕を掲げているのは公開トレーニングにも来ていた人たちかと思ったんですが、持っている旗をよく見るとまた違う人たちでしたね。こちらはブルームフォンテイン(Bloemfontein)。
ブルームフォンテインはスプリングボクスマッドの街とでもいう意味でしょうか。
そんな光景を横目に見ながら、私たちもスタジアムへ向かいます。この前のときとは微妙に違う道を通り、結局Wellington Central Stationへ。
前回と同様、ホームを抜けて階段を上がると、今日はこんな具合です。
そしてどこにでもいるフランス人。
どこかにも書いたように、明日はネイピアでフランス-カナダの試合がありますから、今ごろこんなところにいても良いの?という話ですが、いるものは仕方がありません。
下の写真の方々は旗を見るとバイヨンヌ(Bayonne)からやって来たようですね。旗に描かれた馬はバイヨンヌのマスコット、Pottoka君。こういう馬です。
それにしてもバイヨンヌがTop14にいたころの動画ですから、出てくる選手たちが豪華。
そしてスタジアム到着。ウェリントンの英雄、タナ・ウマガ(Tana Umaga)元オールブラックス主将も出迎えてくれます。
このころはまだ、エディさんの日本代表監督就任は決まっていなかったはずですが、交渉は始まっていたのかも知れません。
そして彼の盟友ともいえるJake White監督。先ごろトヨタの監督退任が正式に発表されましたが、その前にはMichael Cheika監督の後釜探しの真っ最中のワラビーズについて、エディさんは途上国の監督に興味があるとして新聞辞令を却下。
となると次のワラビーズ監督は、多くの新人選手を発掘、世代交代によってブランビーズを復活させたホワイト監督に決まったような感じですね。
そして記事ではエディさん意中のEmerging Nationsとしてジョージアやドイツの名前が挙がっています。
エディさんは今夜イーデンパークで行われるプールCの大一番、オーストラリア-アイルランドを観戦するために東京から特攻ツアーでオークランド入りしていて、メディアに記事の材料を大盤振る舞いしたようです。
昨夜の日本の試合についてはBチームを出したJK(John Kirwan)采配を野心の欠如と一刀両断。オールブラックスとこういう場で試合ができるという絶好の機会をフイにしたと悔やんでいます。
優勝争いの大本命オールブラックスについては「まあ、良かったんじゃないの。相手(日本)はBチームだったけどね」
記事の後半には前サントリーのジョージ・グレーガン(George Gregan)さんの名前が頻繁に登場しますが、彼も同じタイミングでオークランド入りしていたんでしょうね。元ネタはこちらのようです。
一転して記事の主役は南アフリカ。ウェールズとの第1戦を見た彼の感想は、年齢(28、29歳)的に選手としてのピークでこの大会を迎えているべきデュプレア(Fourie du Preez)、ハバナ(Brian Habana)、バーガー(Schalk Burger)などの中心選手が、07年当時より明らかにパフォーマンスを落としているというもの。
彼が技術顧問として2007年のワールドカップ優勝の一翼を担った南アフリカの大会連覇はなくなったというご託宣です。
この記事の中で彼は、南アフリカから再び技術顧問就任の要請があったものの、サントリー監督としての契約を理由に断ったことを明かし、南アフリカ協会としてはラッシー(Rassie Erasumus)とのコンビでワールドカップに臨みたかったんだろうと推測しています。公開練習で感じた、本当はラッシー監督という印象は当たっていたことになります。
もちろん、肝心のオーストラリア代表ワラビーズについても喋っていないはずはありませんが、本人、メディアのどちらかが自主規制したんでしょうか、面白いニュースにはなっていませんね。
その後ホテルに戻って、ネットを使って明日の予定を再確認していたところ、大変なことが判明しました。
明日は飛行機でウェリントンからハミルトン(Hamilton)に移動して、これも好勝負必至のウェールズ-サモアを観戦の予定。ハミルトン空港からホテルに向かい、荷物を部屋に置いてからワイカトスタジアムに移動することになりますが、飛行機のウェリントン発が13時、ハミルトン空港着が14時15分、そして試合開始は15時30分、エ~ッ、ギリギリです。
念のためGoogle Mapで見てみると、空港からハミルトン市内までは直線距離で10キロちょっとですが、肝心の私たちの予約しているホテルが中心部に見当たらず、探してみると中心部から6、7キロ、空港からなら20キロ弱のところにあります。これまたエ゛~ッです。ここまでの旅は順調すぎるぐらい順調に来ていましたが、一気に大変な事態を迎えてしまいました。
試合開始時間も知らなかったの?ホテルの場所も調べてなかったの?という話ですが、土曜ということでイングランド(-ジョージア)、フランス(-カナダ)の試合も組まれているものの、一番の好勝負がウェールズ対準地元のサモア=大トリ=ナイターと思い込んでいました。
ホテルは予約した際にホテルが1軒と、モーテルや近郊の田舎町にありそうな名前の宿泊施設が10数軒ヒット。ホテル=都心、モーテル=郊外の思い込みから、よく調べもせずに1軒だけのホテル(という名前の宿泊施設)を予約したものです。
航空便の変更も考えましたが、その交渉は私たちの手に余りますし、変便が可能なチケットなのかどうかも、よく分かりません。それに、飛行機さえ時間通りに出発してくれれば、ギリギリながら間には合います。そしてここまで、ニュージーランドの交通機関は意外なほど時間に正確でした。もちろん、カオスになった開幕戦当日は別にしてですが。
開き直って明日の移動に備えてのパッキングの準備などをした後、18時からの試合に間に合うようにホテルを出発すると、ちょうど南アフリカ代表もホテルを出発の時間なのか、南アフリカオヤヂたちが大勢詰め掛け、選手が出て来るのを待ち受けています。
この横断幕にはFransと書いてありますからフランス、じゃなくてFrancois Steyn選手が活躍していたダーバンあたりからやって来たんでしょうか。
この日市内の広場では南アフリカ大使館や観光局肝いりの、南アフリカフェスティバルが開かれていて、そこから流れて来たのかも知れません。
こちらで横断幕を掲げているのは公開トレーニングにも来ていた人たちかと思ったんですが、持っている旗をよく見るとまた違う人たちでしたね。こちらはブルームフォンテイン(Bloemfontein)。
ブルームフォンテインはスプリングボクスマッドの街とでもいう意味でしょうか。
そんな光景を横目に見ながら、私たちもスタジアムへ向かいます。この前のときとは微妙に違う道を通り、結局Wellington Central Stationへ。
前回と同様、ホームを抜けて階段を上がると、今日はこんな具合です。
そしてどこにでもいるフランス人。
どこかにも書いたように、明日はネイピアでフランス-カナダの試合がありますから、今ごろこんなところにいても良いの?という話ですが、いるものは仕方がありません。
下の写真の方々は旗を見るとバイヨンヌ(Bayonne)からやって来たようですね。旗に描かれた馬はバイヨンヌのマスコット、Pottoka君。こういう馬です。
それにしてもバイヨンヌがTop14にいたころの動画ですから、出てくる選手たちが豪華。
そしてスタジアム到着。ウェリントンの英雄、タナ・ウマガ(Tana Umaga)元オールブラックス主将も出迎えてくれます。
このころはまだ、エディさんの日本代表監督就任は決まっていなかったはずですが、交渉は始まっていたのかも知れません。
そして彼の盟友ともいえるJake White監督。先ごろトヨタの監督退任が正式に発表されましたが、その前にはMichael Cheika監督の後釜探しの真っ最中のワラビーズについて、エディさんは途上国の監督に興味があるとして新聞辞令を却下。
となると次のワラビーズ監督は、多くの新人選手を発掘、世代交代によってブランビーズを復活させたホワイト監督に決まったような感じですね。
そして記事ではエディさん意中のEmerging Nationsとしてジョージアやドイツの名前が挙がっています。
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- テーマ:ラグビー
- ジャンル:スポーツ
- カテゴリ:ワールドカップ観戦旅行記@2011年
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