10月29日(1)Farleigh House
- 2016/06/17
- 08:00
今日はバースを出発して電車でロンドンに戻ることになっていますが、マタワル選手やフォード選手と話したことで、その前に行かなければならない場所ができてしまいました。
ただ、往復で買った電車のチケットは昼前の便。こちらの電車の前売りチケットには電車を変更することができるものもありますが、それはちょっと高いチケット。私たちは常に最安席を買っていますから変更はできません。できるのはそのチケットを捨てて新しいチケットを買い直すことだけです。
それはちょっともったいないということになると、9時から始まるという練習を見られるのはせいぜい30分ほどですが、せっかくああ言ってくれたんですから、見に行かないという選択肢はありません。その練習グランドというのはこんなところです。

バースは2010年にBruce Craigさんという大富豪が、旧オーナーからクラブを買収。その資金は新オーナーが経営していた薬局チェーンを売却した9億7千万ポンドの一部でした。
自らもラグビーをプレーするという新しいオーナーは、クラブを買収しただけではなく、所有していたFarleigh Houseというマナーハウスの敷地内にグランドやジムを整備し、

トレーニンググランドとして使っていただけではなく、本部もそこに移転していました。

ただし、私たちが行くにはちょっと場所が問題です。

バースからは南へ約10キロほどですが、探してみても直接行ける交通機関はありません。
地図中の縦に伸びている道路をバスが走っていますが、調べると乗り換えが必要な感じですし、その前に本数も少ないはず。川沿いに鉄道も走っていますが、ファーレ―ハウスの2、3キロほど北で東へ曲がってしまって、最寄りの駅からでも3キロぐらいはありそう。その駅にタクシーでも待っていてくれれば良いんですが、おそらくそうはいかないでしょうね。
結局バースの街からタクシーを使うことにし、フロントにFarleigh Houseに行きたいのでタクシーを呼んでくださいと伝え、待っている間にチェックアウト。荷物はここで預かっていて貰うことにしました。
しばらくしてやって来たタクシーに乗り込みましたが、運転手さんにFarleigh Houseのことが伝わっておらず、しかもその運転手さんがFarleigh Houseを知りません。バースのトレーニンググランドだと説明すると、連れて行ってくれたのはバース大学のキャンパスにあるラグビー場。
確かにそこでは、つい2、3週間前までワラビーズがトレーニングしていましたし、

バースがトレーニング場として使っていたこともあるのかも知れませんが、今日の目的地ではありません。それ以前に、そこならホテルのすぐ近くのバス停から頻繁に出ている、スクールバスというのかどうか、大学行きのバスで行けました。

かといって運転手さんはFarleigh Houseを知りませんし、私たちはWifiが使えないので、スマホを使ってここと指示することも不可能。困ったところで思い出したのが、昨日調べていたときにFarleigh Houseの別名みたいな感じで使われていたFarleigh Castleという呼び名。
「ああ、Farleigh Castleなら分かるよ。
ということで、一昨日に訪ねたコッツウォルズへの道を思わせるような道を通ってFarleigh Castleへ。

途中は小さな街を通り過ぎたりしながら、

山道を通って着いたのがこんな場所でした。

「ここがFarleigh Castleだよ」と言われて降りたまではよかったのですが、どう考えてもグランドやトレーニング施設がありそうにはありません。

というより、中に入ると完全な廃墟です。

一応、こんな案内板がありますから隠れた観光スポットではあるのかも知れませんが、

目の前に広がるのは、往時のお城の朽ち果てた姿だけです。折から小雨が落ちてきています。

Farleigh HouseとFarleigh Castle、場所的にそんなに離れていないことは推測できますが、高いところに上がって見渡しても、それらしいものは見えません。

お城に一番近い場所にあったこのお宅も、Farleigh Houseではありませんしね。

このおじさんに聞いたら分かるでしょうが、ここまで途中の寄り道など、いろいろタイムロスがあって、そろそろ時間切れ。私たちの場合、練習が終わるまではいられませんから、9時からの練習が始まる前に着いていないと意味がありませんが、そろそろ9時になろうとしています。今から行っても手遅れでしょう。

ここでギブアップしてせめて観光でもと思いましたが、あるのは石の塊だけ。おまけに降り出した小雨が、このあたりで少し強くなってきました。

それでも頑張って「観光」する私たちですがついに断念。廃墟マニアでもありませんしね。

諦めてタクシーまで戻り、まず荷物を受け取りにホテルまで。タクシー代がいくらだったかは覚えていませんが、数十ポンドはかかった古城観光でした。
ただ、往復で買った電車のチケットは昼前の便。こちらの電車の前売りチケットには電車を変更することができるものもありますが、それはちょっと高いチケット。私たちは常に最安席を買っていますから変更はできません。できるのはそのチケットを捨てて新しいチケットを買い直すことだけです。
それはちょっともったいないということになると、9時から始まるという練習を見られるのはせいぜい30分ほどですが、せっかくああ言ってくれたんですから、見に行かないという選択肢はありません。その練習グランドというのはこんなところです。

バースは2010年にBruce Craigさんという大富豪が、旧オーナーからクラブを買収。その資金は新オーナーが経営していた薬局チェーンを売却した9億7千万ポンドの一部でした。
自らもラグビーをプレーするという新しいオーナーは、クラブを買収しただけではなく、所有していたFarleigh Houseというマナーハウスの敷地内にグランドやジムを整備し、

トレーニンググランドとして使っていただけではなく、本部もそこに移転していました。

ただし、私たちが行くにはちょっと場所が問題です。

バースからは南へ約10キロほどですが、探してみても直接行ける交通機関はありません。
地図中の縦に伸びている道路をバスが走っていますが、調べると乗り換えが必要な感じですし、その前に本数も少ないはず。川沿いに鉄道も走っていますが、ファーレ―ハウスの2、3キロほど北で東へ曲がってしまって、最寄りの駅からでも3キロぐらいはありそう。その駅にタクシーでも待っていてくれれば良いんですが、おそらくそうはいかないでしょうね。
結局バースの街からタクシーを使うことにし、フロントにFarleigh Houseに行きたいのでタクシーを呼んでくださいと伝え、待っている間にチェックアウト。荷物はここで預かっていて貰うことにしました。
しばらくしてやって来たタクシーに乗り込みましたが、運転手さんにFarleigh Houseのことが伝わっておらず、しかもその運転手さんがFarleigh Houseを知りません。バースのトレーニンググランドだと説明すると、連れて行ってくれたのはバース大学のキャンパスにあるラグビー場。
確かにそこでは、つい2、3週間前までワラビーズがトレーニングしていましたし、

バースがトレーニング場として使っていたこともあるのかも知れませんが、今日の目的地ではありません。それ以前に、そこならホテルのすぐ近くのバス停から頻繁に出ている、スクールバスというのかどうか、大学行きのバスで行けました。

かといって運転手さんはFarleigh Houseを知りませんし、私たちはWifiが使えないので、スマホを使ってここと指示することも不可能。困ったところで思い出したのが、昨日調べていたときにFarleigh Houseの別名みたいな感じで使われていたFarleigh Castleという呼び名。
「ああ、Farleigh Castleなら分かるよ。
ということで、一昨日に訪ねたコッツウォルズへの道を思わせるような道を通ってFarleigh Castleへ。

途中は小さな街を通り過ぎたりしながら、

山道を通って着いたのがこんな場所でした。

「ここがFarleigh Castleだよ」と言われて降りたまではよかったのですが、どう考えてもグランドやトレーニング施設がありそうにはありません。

というより、中に入ると完全な廃墟です。

一応、こんな案内板がありますから隠れた観光スポットではあるのかも知れませんが、

目の前に広がるのは、往時のお城の朽ち果てた姿だけです。折から小雨が落ちてきています。

Farleigh HouseとFarleigh Castle、場所的にそんなに離れていないことは推測できますが、高いところに上がって見渡しても、それらしいものは見えません。

お城に一番近い場所にあったこのお宅も、Farleigh Houseではありませんしね。

このおじさんに聞いたら分かるでしょうが、ここまで途中の寄り道など、いろいろタイムロスがあって、そろそろ時間切れ。私たちの場合、練習が終わるまではいられませんから、9時からの練習が始まる前に着いていないと意味がありませんが、そろそろ9時になろうとしています。今から行っても手遅れでしょう。

ここでギブアップしてせめて観光でもと思いましたが、あるのは石の塊だけ。おまけに降り出した小雨が、このあたりで少し強くなってきました。

それでも頑張って「観光」する私たちですがついに断念。廃墟マニアでもありませんしね。

諦めてタクシーまで戻り、まず荷物を受け取りにホテルまで。タクシー代がいくらだったかは覚えていませんが、数十ポンドはかかった古城観光でした。
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- テーマ:ラグビー
- ジャンル:スポーツ
- カテゴリ:RWC2015観戦旅行
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